火星の探査で生命はいるのか ワクワクしてしまった
火星探査で生命はいるのか
本格的な火星探査は1976年のアメリカ合衆国が打ち上げた火星探査機のバイキング1号です。
2020年に打ち上げられた火星探査機には募集で名前が付けられ、28,000件の応募があり、その中から選ばれました。
マーズ・ローバーはお菓子の名前ではありません
マーズは、2020年7月に打ち上げた火星探査機です
ローバーは、そのマーズに搭載して火星の表面を走る探査車です
その、新しいマーズの探査車(ローバー)の名前は、バージニア中学校の13歳、Alexander Matherくんが応募した名前「パーサヴィアランス(Perseverance)」に決定しました。
正式にNASAから3月6日に発表されました。
「パーサヴィアランス(Perseverance)」とは忍耐を意味します。
既に火星にはローバーが多くの試練に立ち向かっている中、人類が火星に到達するようにと願う期待と熱意が伝わっての大賞となった。
火星のローバー「バーサヴィアランス」は2021年2月19日午前5時40分に、火星のジェゼロクレーター(Jezero Crater)に着陸を予定している。
2021年火星への着陸
火星の、ジェゼロ・クレーターのJezero とは湖の意味で、その名の通り40億年前は湖だったようです。
この実験が成功すれば、人類史上初めての火星の土を持って帰ってくることができるかもしれないのです。
このことは、そのサンプルで地球外生命の発見がされるかもしれない、すごいことなんです。
2009年3月に打ち上げられたNASAの太陽系外惑星探査衛星の「ケプラー」はその探索に特化した宇宙望遠鏡で、膨大な観測データを得て2018年10月に運用の終了を発表した。
ケプラーの探査成果
ケプラーがサーベイ(調査)した恒星の数は50万個以上。
2600個以上の系外惑星を発見し、そのうちの多くに生命が存在する可能性があることを示した。
ケプラーは予想を大きく上回る成果をおさめ、太陽系やその他の宇宙で生命を探す道を切り開き、星々が持つ謎や可能性にもヒントをもたらしました。
ケプラーの観測により、宇宙には膨大な数の惑星が隠れていて、その総数は恒星の総数より多いことが
明らかになった。
その膨大な資料は、解析をするのに今後10年以上はかかるとみられている。
天の川銀河の中にいかに多様な惑星が存在しているかを教えてくれたケプラーのデータに元ずく最新の解析によると
夜空に見える恒星の20%~50%には地球と同じくらいの岩石惑星がハビタルゾーンに存在する可能性がある。と結論づけられている
このことは、こうした惑星は液体の水を表面にたたえているかもしれないということです。
ハビタルゾーンとは
ハビタルゾーンとは、地球と似た生命が存在できる天文学上の領域です。
日本語では、生命居住可能領域や生存可能圏、生存可能領域と呼ばれる。
ワクワクするような発表ですね。火星人はやっぱりいたのか?
これまでに何台ものローバーが火星を探索していました。
今も、7機もの探査機たちが活動しています。
また、2018年11月にNASAの火星探査機「インサイト」が火星に着陸し火星の地震や熱などの内部を調査するため調査が始まりました
今迄のデータや分析した資料に、更に調査が加わり期待とおりに火星や惑星の謎が解き明かされる日も近いようです。
火星は距離があるため、月の探査とは比べ物にならない1年強~3年弱の活動期間が必要なミッションです。
そのため運ばなければならない物資の量も半端ではない。
莫大な予算を必要とするため、批判されること
も多い。
新型のロケットエンジンの開発や新たな取り組みをして、低コスト化を実現し夢のある太陽系第4惑星の火星探検を続けてほしいですね。
参考:Wikipedia、NASA、ナショナルジオグラフィック日本版、sorae
Telescope、
写真はNASAの規定通りに掲載しました。